PressRoom.jpプレスルーム企画メタボ090319

メタボリックの始まり

メタボリックの行き着く先(2)

09.3.19

 先日、確定申告に行ってきました。昨年までと大きく違うことが2つありました。1つは、医療費控除がなくなったこと。透析突入で障害者手帳を持つ身になったため「特定疾病」の医療費助成の申請で、医療費は透析に関して最高で月額1万円までの負担に、しかも東京都の場合はその1万円も前もって負担してくれる補助制度があるため、申請しておけば事実上、透析に関して払うおカネはゼロになります。その前年までは年額40数万円という金額でしたので、医療費控除を毎年していました。

 もう1つは、障害者控除。人工透析は1級障害者、ということで「特別障害者」だそうで、制度いっぱいの40万円が控除になりました。

 そんなぼくですが、産まれたときからメタボリックだったわけではありません。小学生の頃肥満児になったものの、学生時代は大柄、程度まで回復。決定的になったのは、社会人になってからでした。学生時代も不摂生で飲み会ばかりしていましたが、決定的ではなかったのです。

 社会人になってから、といっても、本格的にメタボリック化したのは激務の出版社編集部に入ってから。それも、すぐにメタボリック化するわけではないのです。

 不規則な生活で睡眠時間は適当、通勤1時間前まで眠れないほどの不眠でした。食事も朝はほぼ昼に近い時間に出社がてら菓子パンを3つほど。ついでにペットボトルのジュースなども購入、昼は午後3時頃に肉屋のやっているランチに目玉焼きやらコロッケを追加オーダー。もちろん、飯は大盛りです(笑)。

 しょうが焼きやチキンカツ、鶏の唐揚げランチで腹をふくらませ、そのまま夜9時、遅いときは終電まで仕事です。帰り道のコンビニで買うのは安くて量のある「ビックリチキンカツ弁当」、それに日本そばやカップ麺、そのうえ缶ビールというセットが多かったように思います。

 どれだけチキンカツが好きなんだ、という気もしますが、時間が開いているのでとにかく空腹で、コンビニでは飢餓感を埋めるように食料を買い込んでしまうのです。ついでにペットボトルでジュースも欠かせませんでした。

 この頃、胃腸の調子が悪かったので会社近くの内科に通っていましたが、そこmetabo090319.jpgでは肝臓に脂肪が付き、臓器自体も疲弊する「脂肪肝」と言われていました。加えて、血圧が高め。でも、すぐにどうなる、ということではないので、思い切りスルーしていました。血気盛んな20代、しかも、元来、僕は「1999年で世界は終わるんだ」と信じていました。未来の幸せを考えるなんて、ダサすぎる、そう思っていたわけです。無軌道であればあるほどカッコイイと思う時期が、まあ、人間にはあるもんですよね?

 後から思い起こせば、このときの血液検査結果などは保管しておくべきでした。後に述べますが、障害者年金を申請するのに「原因となった疾病の始めての診察日」が必須なのです。証明する書類が多いにこしたことはありません。

 記憶では、この頃の検査では糖尿病について指摘された覚えがないのですが、もしかすると言われていたのかもしれません。言われていたとしても、完全に他人事でした。会社のコワモテ役員さんが倒れ、復帰したら激ヤセしていて驚く、という出来事があったのですが、病名は糖尿病でした。まだメタボリックという言葉がなかった時代でした。そんな事件の印象から「糖尿は年寄りがかかる病気」と思って聞き流していた可能性は高いでしょう。

 後から糖尿が悪化して分かるのですが、30代前半、会社勤めの後期は、完全に糖尿病の症状に身体がむしばまれていました。

・異常に全身がだるく、肩やふくらはぎが痛い
・起きているのが苦痛で夕方には寝てしまう
・飲んでも飲んでものどが渇く
・身体のほてり感がある

 これらの症状に加えて、頻尿が気になっている方は、この記事を読んだらすぐに医者で糖尿病の検査をしてもらったほうがいいでしょう。脅かすわけではありませんが、グレーゾーンを越えて立派な糖尿病患者になっている可能性が大です。

 次回は、身体のつらさなどの諸症状を詳しくお話しします。

LinkIcon(3)異常なだるさと眠気に注意!(09.4.15)

LinkIcon(1)メタボリックの向こう側へようこそ!(09.3.5)

メタボリックの行き着く先 記事リスト

2009年

(5)ストレス爆食が招いた最悪の結果(09.7.1)
(4)肥満と高血圧が始まりだった(09.5.1)
(3)異常なだるさと眠気に注意!(09.4.15)
(2)メタボリックの始まり(09.3.19)
(1)メタボリックの向こう側へようこそ!(09.3.5)

不規則な生活、深夜の爆食、飲酒に運動不足。好物はジャンクフードと肉! そんな生活を送るマスコミ関係者は少なくありません。5人にひとりがメタボリック症候群の疑いという現代社会ですが、実際に悪化するとどうなるのか。糖尿病から腎不全で透析生活を送ることになった編集者が障害者の目線で語ります。 [blood55(男性編集者、45歳)]

(この記事に関する問い合わせ、感想、激励などは筆者に電子メール blood55@live.jp で)

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