PressRoom.jpプレスルーム企画メタボ090703

ストレス爆食が招いた最悪の結果

メタボリックの行き着く先(5)

09.7.3

 久しぶりに忙しく、更新が遅れてしまいました。僕らの仕事では締切前後になると家から出ることすらままなりません。夜遅くまで起きているため、どうしても1日3食では夜中に腹が減ってしまい夜食をとることになりがちです。特に締切でストレスが貯まっているときは夜中についつい爆食をしてしまいます。妻が作ってくれる3食はまあ、ローカロリーで量も少なめなのですが、身体の大きい僕にはまったくもって足りません。

 そこで、夜中に家族が寝静まったところで家をそっと抜け出して近所のコンビニへ走り、ごっそり買い込んでしまうのです。ひどい時は3000円くらい買って(酒とタバコも込み)その晩のうちに食べ尽くします。食べた後のゴミは机の引き出しにしまい込み、買い食いがバレないようにしていましたが、食べカスが匂うのと、引き出しの中が何やらベトついてきたのには参りました。

 このコンビニ通いは、おやつ時にも発動するようになります。脳は糖分をエネルギーにして動いていますが、身体を使わず脳だけで仕事をしているような僕らは、疲れてくると無性に甘いモノが食べたくなるのです。ライターさんや編集者が集まるとよく話題にあがるので、僕だけではないみたいです。

 ということで昼に妻が不在の時はおやつ用に甘いモノを買いに走るようになってしまいました。朝食が物足りないときは、サンドイッチを買って食ったりしていました。お弁当よりも、手軽にパクつけるものがいいのです。まあ、あとは個人的にちょっとジャンクなものが好きという嗜好もありますが。

 爆食はコンビニだけにとどまりません。家では量が食べられない上に、健康を考えて野菜だの魚だの、肉食大好きな僕にはあまり好ましくないおかずがイヤだったのです。そこで、打ち合わせなどで外出するときにはわざわざファミレスなどでハンバーグセットなどを食べて帰るようになりました。あげく、なくてもいい打ち合わせを無理矢理セッティングして出かけるようになったりしていたので、もうこれはアル中のようなものです。食事で摂生する反動がモロに出てしまったわけです。

 要するに、おまえがだらしない性格で自業自得だ、と思われた方も多いと思いmetabo090703.jpgます。もちろんストイックに摂生されて成功している方もたくさんいます。しかし、年中摂生するのは容易ではありません。テレビや雑誌ではグルメ情報が氾濫し、食品や酒のCMもそそります。店ではあふれんばかりに商品が売られていて、目を背けることすら困難です。家族が目の前で普通の量を食べているのにも腹が立ちます。そんな誘惑に立ち向かうだけでも相当なストレスなのです。摂生されている方でも、たまにハメを外す日を設けることがあるそうですが、そうでもしないと続きません。

 食べた分、動けばいいではないか? それはまったくもって正論です。しかし、当時は家で仕事をしていたため子育ても手伝いつつ丸受けの雑誌編集もあり、締切前の10日ほどは土日もなく、ひたすらデスクワークをせざるを得ませんでした。やってもやっても仕事が終わらないのです。運動どころか散歩もできません。夜中にコンビニへ抜け出すのがやっとという始末です。おまけに身体が異様にだるいのです。ストレス続きで、元から煩っていた過敏性大腸や軽度のウツまで付いてくる始末です。

 この頃、僕は高血圧と高脂血症で近くのクリニックに月1回通っていました。生活がムチャクチャで、血圧が上は180~200前後という有様だったのです。ある日、1時間に5回以上という異常な頻尿が始まりました。喉も異様に渇きます。水を飲んでも飲んでも口の中がカラカラになってしまうのです。独身時代にも覚えがある症状でしたが、乾き具合が尋常ではありません。そして、異常な頻尿。「これはもしかして……?」僕は仕事の合間を見ていつもかかっているクリニックに駆け込みました。診断結果は「糖尿病」でした。「3日後に検査結果が出るので、奥様とまた来てください」とドクター。

 取り返しが付かないことになっている--僕は絶望的な気分を家に持ち帰りました。


LinkIcon(4)肥満と高血圧が始まりだった(09.5.1)

メタボリックの行き着く先 記事リスト

2009年

(5)ストレス爆食が招いた最悪の結果(09.7.1)
(4)肥満と高血圧が始まりだった(09.5.1)
(3)異常なだるさと眠気に注意!(09.4.15)
(2)メタボリックの始まり(09.3.19)
(1)メタボリックの向こう側へようこそ!(09.3.5)

不規則な生活、深夜の爆食、飲酒に運動不足。好物はジャンクフードと肉! そんな生活を送るマスコミ関係者は少なくありません。5人にひとりがメタボリック症候群の疑いという現代社会ですが、実際に悪化するとどうなるのか。糖尿病から腎不全で透析生活を送ることになった編集者が障害者の目線で語ります。 [blood55(男性編集者、45歳)]

(この記事に関する問い合わせ、感想、激励などは筆者に電子メール blood55@live.jp で)

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