パナソニックグループで介護関連事業のパナソニックエイジフリーは、階段がある玄関前のアプローチなどに工事不要で設置できる歩行サポート手すり「スムーディ」=写真=を9月25日に発売する、と発表した。高齢者の積極的な外出を後押しする。狭いスペースや高低差など設置場所に合わせられるように各種のタイプを用意した。
外出が減ると健康面で悪循環を引き起こす「閉じこもり症候群」の要因になり、要介護度の重度化につながる恐れがあることから展開する。スムーディには標準、ステップ、ロングタイプがあり、ステップタイプは階段の途中に設置するコンパクトなベース(土台)を採用。スペースが限られる玄関先の階段にも取り付けられる。
ロングタイプは最大135cmの高低差がある階段にも設置可能。ベースや支柱は単体でも品ぞろえし、設置環境による組み替え・増設に対応する。 手すり部は引っかかりや凹凸を減らして滑りにくい素材で覆い、つかみやすく安定した歩行を可能にする。使用者の最大体重は100kgとなる。希望小売価格は22万円(税別)から。