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[ニュースセレクト]疫病封じの妖怪「アマビエ」の手ぬぐい・浮世絵札セットの販売開始
浮世絵木版画を手掛ける版三(東京都大田区)は、疫病封じに効果があるとされる妖怪「アマビエ」をデザインした「手ぬぐい・江戸木版画浮世絵札」セット=写真=の販売を始める、と発表した。江戸時代に疫病が流行した際、アマビエの札を門口に貼って疫病退散を願ったことから、新型コロナウイルスの感染収束に向けて販売する。
アマビエは半人半魚で長いくちばし、長い髪、うろこがある妖怪。厚生労働省の感染予防啓発サイトにも描かれて話題になっている。版三はアマビエの木版画札を製作・配布していたが、手ぬぐい製造・販売の平賀(群馬県桐生市)から手ぬぐいの商品化を求められたことを契機に、浮世絵札と手ぬぐいとのセット展開を決めた。
手ぬぐいは綿素材で、大きさは長さ約930mm、幅約350mm。浮世絵札は高さ170mm、幅約62mm。手ぬぐいは版三のアマビエ木版画から平賀が製作した。平賀は手ぬぐいブランド「桐生てぬぐい」のほか、鯉のぼりや祭り半天を扱う。手ぬぐいと浮世絵札のセットは2500円(税別)。手ぬぐい単品は平賀が1300円(同)で販売している。