アサヒビールは、食べられるコップ「もぐカップ」＝写真上(使用例)＝の本格展開を始めた、と発表した。飲食店などでテストを実施してきたが、オンラインショップ「もぐカップショップ」を立ち上げ、3月10日に一般向けの販売を開始した。使い捨てプラスチック容器の環境への影響が注目される中、“使い食べ”という飲食スタイルを提案する。

アイスコーンや食べられるトレーを製造・販売する丸繁製菓(愛知県碧南市)と共同開発し、2020年11月からテストを行った。「安心して使え、おいしかった」「積極的な環境配慮を感じる」などの好意的な意見が寄せられた。「家で利用したい」「アウトドアでごみ削減に活用したい」などの要望があったことから、広く販売する。

容器自体に味があり、飲み物や食べ物との組み合わせを楽しむこともできる。テスト時は「プレーン」「えびせん」「チョコレート」の3種類だったが、新フレーバー「ナッツ」を加えて計4種類＝写真下左から＝を展開する。それぞれ容量50mLのS、100mLのM、200mLのLの3つのサイズがある。10個入りでSは1100円、Mは1210円、Lは1430円(税込み)。

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