[ニュースセレクト]体脂肪率で賃料が変動する新タイプのシェアハウス展開、募集開始
不動産管理事業のスプリングボードは、東京都内で運営するシェアハウス「TOKYO HOUSE」で、体脂肪率によって賃料が変動する新タイプ「TOKYO EXERCISE HOUSE」の展開を始め、1棟目「保谷Ⅴ」(西東京市下保谷)=写真上=の入居者募集を7月26日開始した、と発表した。入居者が毎日エクササイズできるように用品=写真下=を完備している。
通常の家賃は月額3万4000円だが、入居契約時の体脂肪率との比較で翌月の家賃が変動する。3~4%減は3万円、5~7%減は2万5000円、8~10%減は2万円、11%以上減は1万円に下がる。値引き幅は4000~2万4000円。水道光熱費、インターネット費、共有部分の管理維持費を含む共益費・管理費の2万2000円は別途必要になる。
物件内にエクササイズ用品を備えて貸し出すことに加え、入居者にはスポーツ・フィットネスクラブ運営のセントラルスポーツが運営・提携している東日本地区の施設約250ヵ所が月4回まで無料で利用可能な特典が付く。プール、スタジオ、マシンジム、テニス、スカッシュ、風呂など店舗によってさまざまな設備が使える。
保谷Ⅴは女性、男性とも入居対象。居室数は14。敷金、礼金、仲介手数料はない。初回保証委託料3万円、火災保険料6000円。TOKYO HOUSEは、板橋区成増で1100冊の漫画が読み放題の「TOKYO MANGA HOUSE」、足立区加平で美容家電を揃えた「TOKYO BEAUTY HOUSE」も手掛ける。どちらも募集開始1ヵ月で満室になったという。