不動産開発事業のサンユー都市開発(堺市堺区)は、eスポーツ(コンピューターゲームを使ったスポーツ競技)に特化したホテル=写真(完成予想図)=を大阪市浪速区日本橋に2020年4月に開業する、と発表した。「e-ZONe~電脳空間~」 の名称で「泊まれるeスポーツ施設」をコンセプトにする。eスポーツ特化型のホテルは日本で初めてという。
eスポーツ人口の増加を受け、eスポーツを初めて体験したり、オフ会を開いたり、大会前に合宿するプレーヤーのため施設として開発。地下1階~地上8階の9フロアがあり、1~3階がゲーミング、4~8階がキャビン(宿泊)、地下1階がシャワーフロアとなる。総ベッド数は94。ハイスペックパソコンを備える客室も用意する。
施設の中には最大71席のハイスペックパソコンブースを設け、実況配信用の設備も完備。個人利用向けだけでなく、大会やイベントの開催も予定し、プレーヤー同士のコミュニケーションの場になるように運営する。eスポーツを楽しみながらいつでも眠れる環境がそばにあるといった夢の体験が可能、とアピールしている。