化学素材メーカーの小松マテーレは、食事の際などマスクを外すシーンのためのマスク「エアロテクノ手のマスク」＝写真上(使用例)＝を開発し、6月2日に発売した、と発表した。同社の抗ウイルス加工素材「エアロテクノ」を搭載した手にはめて使うマスク。マスクを何度も着脱することなく、会話が楽しめる。同社のオンラインストアで販売する。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、食事中などマスクを外した時の飛まつのリスクが懸念される中、新たな会食マネーに対応した感染対策グッズとして開発した。エアロテクノは、新型コロナウイルスへの効果試験の結果、室内の明るさ1000ルクスの光照射下で、約2時間で99.9％以上の感染能力低減効果が確認できたという。

エアロテクノ手のマスクは、ステッチに合わせて手にはめ、会話時に口元を覆って使用する。通常のマスクのケースにもなり、手の入り口部分に持ち運び用のストラップを内蔵した。洗って繰り返し利用でき、抗ウイルス効果は手洗い50回程度まで持続する。3色展開＝写真下。サイズは240mm×200mm。1枚495円(税込み)、3枚セット990円(同)。

小松マテーレ

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