ハウス食品は、炒めた野菜のおいしさと食感を楽しむ新感覚のカレーを作るペーストタイプのカレールウ「ハウス『ソテーカレー』」の「中辛」と「さわやかな辛口」=写真左から=を2月10日に発売する、と発表した。フライパンで炒めた具材にルウと水を加え、一煮たちたさせるだけで完成。一般的なカレーで使わない野菜も活用できる。
子供が独立した後の2人暮らしの夫婦で調理型カレーを作る動機が低下していることが分かり、その対策として開発した。「レトルト製品に比べて時間がかかる」「大量にできて余ってしまう」「調理器具も小さめのフライパンに変更してしまった」などが理由。そのため、簡単にできるソテーカレーを提案することにした。
肉、野菜、果実のうま味と、スパイスの香りを濃縮した溶けやすいペーストタイプのルウ。中辛は、タマネギやチャツネのうま味とフォン・ド・ボーのコクが野菜に合うという。さわやかな辛口はトマトの爽やかなうま味と酸味、ばいせん唐辛子のスパイシーな辛味が特長。どちらも2、3皿分で参考小売価格は230円(税別)。