阪急交通社は、6~8月の期間に限定した登山・ハイキングの人気スポットを調べ、結果をランキングにして発表した。トップは尾瀬(群馬、福島、新潟、栃木県)=写真、2位は利尻・礼文島(北海道)、3位は富士山(山梨、静岡県)となった。この時期にベストシーズンを迎える観光地が多く、自社ツアー申込者をベースに調査した。
尾瀬は標高1400m以上にある尾瀬ヶ原、尾瀬沼に広がる湿原と、燧ヶ岳(ひうちがたけ)、至仏山(しぶつさん)を含む一帯。自然保護活動で景観が保たれ、長い木道に沿って歩く。5、6月には夏の思い出」の歌にも登場するミズバショウなど、7、8月はカキツバタ、ニッコウキスゲ、ミヤマシシウドといった季節の花が楽しめる。
4位は知床(北海道)、5位は鳥海山・蔵王・月山(秋田、山形、宮城県)、6位は屋久島(鹿児島県)、7位は谷川岳(群馬、新潟県)、8位は乗鞍岳(長野、岐阜県)だった。登山・ハイキングは自然、きれいな空気、高山植物、山頂からの景色、心地よい汗などさまざまな魅力があり、健康ブームを受けて人気が高まっている。