[暮らし=キャッシュレス生活コト始め](2)楽天銀行デビットは付与ポイントが1%

知人が教えてくれたのは、楽天銀行のデビットカード。デビットカードって、銀行口座に入っているおカネを銀行のカード経由で決済する方法の「Jデビット」だよな……、それなら自分の持っているみずほ銀行のカードでも確か対応していたから、それでいいか、と思ったのが、最初の印象でした。

しかし、知人は財布から自分の楽天銀行のデビットカード機能付きキャッシュカードを取り出します。さらに、スマートフォン(スマホ)で楽天銀行のアプリにログインして利用明細を見せてくれました。ポイントと特典にうるさいこの知人が、メリットなしでわざわざ楽天銀行のデビットカードを使っているわけがありません。ひとまず、おとなしくメリットを拝聴することにしました。

「楽天銀行デビッドカードは、Jデビットではなくて、『VISA』や『JCB』といったクレジットカードブランドがデビット機能を提供するカードです。といっても審査はありませんよ。クレジットカードと違っておカネを借りるわけではないので、未成年でも持てます。楽天銀行のデビットカードが素晴らしいのは、これで決済するごとにポイントが付くことなんですよ。ほら、使った分もメールで通知が来て、すぐ明細に反映されます」

写真左:指定したメールアドレスにキャッシュカードへの入金、使用すると通知と獲得予定ポイントが通知される。覚えのない使用があったらすぐ対策できる。
写真右:明細画面では一覧からファイルアイコンをタップすると使用した店名が表示される。

「しかもそのポイントは、そのまま『楽天ポイント』として実店舗での買い物や飲食に使うこともできるし、ほかのポイントサービスへの移行もできますから。私はたまったポイントを、楽天ポイント対応飲食店の「ペッパーランチ」「リンガーハット」「ミスタードーナツ」などで使っています。どちらにしても、楽天ポイントが100円につき1ポイント、つまり1%付きます。楽天グループのオンラインショッピング『楽天市場』での買い物ならデビットカード利用分と楽天市場の利用ポイントでそれぞれ1%、合計2%付きます」

ちなみに、自分が持っているみずほ銀行のキャッシュカードでJデビットを利用した場合は、原則として特に特典は付きません。Jデビットは申し込みをしなくても大抵の銀行のキャッシュカードが対応していますが、単にキャッシュレス決済のためだけで、現在は国の「キャッシュレス・ポイント還元事業」の2%か5%対応店でその分が戻ってくるだけです。

みずほ銀行のキャッシュカードでJCBブランドのデビットを申し込んで利用することもできますが、ポイント還元率は0.2%で、楽天銀行の1%には及びません。楽天銀行は口座残高に応じてポイント獲得倍率が最大3倍になるのも魅力だといいます。

写真左:みずほ銀行のキャッシュカード
写真右:Jデビットの公式サイト(https://www.debitcard.gr.jp/)。対応店舗が分かる。利用できる店舗がクレジットカードブランドと比べて限られている。

「それに、例えばコンビニの『ファミリーマート』では、買い物で付与される共通ポイントサービスの『Tポイント』にタバコなどポイント対象外の物がありますが、デビットカードなら決済できる物は支払った額が全てポイント対象です。Tポイントのようなポイントサービス対応店で使えば、タバコは別にしてダブルでポイントがたまるわけですよ」

ファミリーマートのレシート。1714円の買い物をしたが、うちタバコ代(ラークアイスミント5B)の920円分はTカード対象外で「ショッピングP(ポイント)」は残りの分の3ポイントしか付与されていない。下の「クレジット支払」はデビットカードの決済分で、全額がポイントの対象になる。

増税によって、価格の大半が税金と言われるタバコの価格もグッと上がったので、これは朗報です。「セブン-イレブン」のサービスは全て切って捨てた自分でも、周囲がセブン-イレブンだらけなので、どうしても行かざるを得ません。そこでタバコ代も含め100円で楽天ポイントが1ポイント付与され、さらに国の還元事業で2%戻るのもうれしい限りです。

Jデビットではない銀行系カードに搭載されているデビット機能は、VISAやJCBなどのクレジットカードブランドのサービスですが、支払いは一括のみで、口座に入金されている額以上は使用できません。

知人は月の初めに口座に5、6万円入金し、ほとんどの支払いを楽天銀行のデビットカード払いで済ませ、アプリで残高を確認して無駄遣いしないようにしている、と言います。

アプリにログインすれば残高は即座に確認でき、明細を見たい場合は「入出金明細」をタップすればいい。

なるほど、月5、6万円を守れるなら、節約の目安にもなるな、と思いました。後払いのクレジットカードだと、ついつい「後からリボ払い」にしてしまう自分にはいいかもしれません。やはり人間は身の丈に合ったおカネを使うべきなんですね。そういう意味で、口座にある額しか使えないデビットカードはちょうど良さそうです。

「口座開設の申し込みはスマホから簡単ににできるので、ぜひお勧めですよ! それに店舗での決済もクレジットカードと同じで、カードをスキャンしてもらうだけですから。デビットで、と言うより、クレジットカードで、と伝えた方がかえって分かってもらいやすいですよ。もちろん、ネットショッピングでもクレジットカードと同じようにカード番号を入力して使えます」

知人は胸を張ってそう言い切りました。これなら、広告がうるさいなんたらPayやこんたら払いと無関係で、ナントカカードマンが登場する「ムムッ!」なテレビCMもしていないし、いいのではないか。

ということで、知人の提案に乗ってみることにしました。

次回は楽天銀行口座のスマホでの開設申し込みの方法からスマホアプリのインストールまでを紹介していきます。待てない方はもう進めてみてください。 (U)=雑誌・ウェブ編集者、50歳代後半

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