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[ニュースセレクト]1週間以上効果が持続する除菌スプレー発売、マスクの再利用が可能
光触媒防カビ塗料製造・販売のBAEK(ベイク)=大阪市生野区=は、除菌スプレー「ウイルスTAIJIワンウィーク」=写真=を3月5日に発売した、と発表した。マスクの表面にスプレーして日光や室内灯に当てて乾かすと、1週間以上効果が持続するという。新型コロナウイルスの感染拡大からマスク不足が続く中、再利用を可能にする。
光触媒反応を利用した。液剤に含まれる酸化チタンに光を当てることで、化学反応によってウイルスや菌などを除去・分解する。公的機関や大学に性能試験を依頼したところ、4時間の室内灯照射でインフルエンザウイルス「H1N1型」とネコカリシウイルス(ノロウイルスの代用特性)の1000分の1までの活性低下が確認された。
黄色ブドウ球菌に対しても10万個あった菌数が照射1時間で1時間後にほぼゼロになる。その都度使用しないと効果を発揮しない通常の消毒液や除菌液と違い、1度のスプレーで1週間効果がある。ただし洗浄後は再度スプレーが必要。マスクのほかドアノブや衣料にも使用できる。容量20mLで880円。ウェブサイトで販売する。