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[ニュースセレクト]電器部品大手が国内クリーンルームで生産する不織布マスクを販売
電器部品大手のミネベアミツミは、国内の自社工場で生産している不織布マスク=写真=の一般販売を6月26日に始めた、と発表した。スマートフォン、パソコン、医療機器向け部品の製造ノウハウを集め、浜松工場(静岡県袋井市)クリーンルームで生産。PM2.5(微小粒子状物質)や花粉を99%カットする高性能フィルターを採用した。
同社は部品メーカーとして製品供給を止めることがないよう、従業員の使用を目的に同工場のクリーンルームで4月1日にマスクの自社生産を開始した。今回、国内のマスク供給不足解消に向けて外部販売を行うことにした。マスクは、呼吸が容易なフィット感や柔らかく痛くなりにくい耳ひもなど優しい付け心地を特長にする。
ネット通販の「Amazon.co.jp」で1箱50枚入り2970円(税・配送料込み)で販売する。ミネベアミツミは人工呼吸器や人工心肺装置などの医療機器にベアリング、モーター、センサー、電源、半導体、コネクターなどを供給し、高まるニーズに対応。災害対策で備蓄していた医療用高機能マスクなどの医療機関への寄付も行った。