[ニュースセレクト]「市原ぞうの国」リニューアル、象の水遊び場設置プロジェクト開始
象をメーンにする動物園「市原ぞうの国」(千葉県市原市)は、初の大規模リニューアルを実施し、2021年春に新たにオープンする、と発表した。象がよりリフレッシュできるようにし、象の魅力が一層伝わるようにする=写真上(イメージ)。リニューアル工事中も営業は継続する。ファンからの寄付で象の水遊び場を造るプロジェクトを10月27日に始める。
市原ぞうの国は1989年に開園し、現在、1~42歳の象12頭(アジア象11頭、アフリカ象1頭)を飼育=写真下。日本で最も多くの象が暮らす動物園として知られ、国内で初めて自然繁殖にも成功している。老朽化した象舎の新設に続き今回、「エレファント スプラッシュ」と名付けた水遊び場を整備し、象の住環境向上をさらに進めることにした。
リニューアル後は、来場者がエントランスを抜けて扉を開けるとすぐ先に、象の暮らす光景が飛び込んでくるようになるという。エレファントス プラッシュを設置するプロジェクトは、ウェブサイトを通して2021年1月15日まで資金を募り、寄付額に応じて、象が描いた絵、イベント参加券、象との触れ合いなどのリターンを用意した。