西陣織メーカーの加地織物(京都市上京区)は、織田信長、新選組、坂本龍馬をモチーフにした西陣織マスク「Nobunaga」「Shinsengumi」「Ryoma」＝写真左から＝を製作した、と発表した。同社のオンラインストア「nishijin mask」で3月24日に発売する。歴史関連月刊誌「歴史人」が監修し、イメージに合ったデザインを機能性マスクに施した。

Nobunagaは、織田信長の激しさや情熱、強さ、本能寺の変の炎をイメージ。「天下布武」の印章マークを金色で入れた。Shinsengumiは、新選組の隊旗に書かれた「誠」の文字を迷彩のように水色で織り交ぜている。「Shinsengumi」の文字が金色に輝く。Ryomaは、海運事業で時代の荒波に立ち向かった坂本龍馬をイメージした。

いずれも表地に西陣織を使い、裏地には吸汗・速乾・UV(紫外線)カットの機能性スポーツウエア用の生地を採用してマスクの中が蒸れにくくした。さらに立体構造でマスクが口元に付かないように仕立てた。各3000円(税込み)。加地織物は50種類を超える西陣織マスクをnishijin maskで展開し、累計販売数は10万枚を超えている。

加地織物

nishijin mask

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