[ニュースセレクト]シニアのステッキ向け防寒具発売、手を暖かく包み込んで転倒を防止

フォーマルウエア・介護用品事業のカインドウェア(東京都千代田区)は、アクティブシニア向けブランド「KINDCARE」でステッキ用の防寒具「care pocket(ケアポケット)」=写真=を11月に発売した、と発表した。寒い時期に手袋を着用してステッキを使うと握りにくいうえ滑りやすく、転倒の原因になるため、展開することにした。

ステッキ用防寒具は、あるようでなかったという。care pocketは手袋とステッキを一体化させ、ステッキを持つ手を暖かく包み込む。グリップを握る動作を妨げないゆとりがあり、ステッキへの着脱も容易。厚手のレインウエア基準より約1.5倍の耐水度がある素材を中材に採用した。冬の冷たい雨や雪の日にも利用できる。

care pocketを使うとステッキのグリップが見えなくなり、曲線の一体感でステッキらしさがなくなる。グレー、ワイン、ネイビーの3色を用意した。サイズは縦横各22cm、重さ85g。手首回りは32cm、ステッキ差し込み口は9cmとなる。表地はナイロン87%、ポリウレタン13%、裏地はポリエステル100%。価格は1万円(税別)。

カインドウェア

KINDCARE

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