[ニュースセレクト]「一風堂」で植物由来原料のラーメン「プラントベース赤丸」展開
ラーメン店「一風堂」の運営会社を傘下に持つ力の源ホールディングスは、動物性の素材を使うことなく植物由来原料で作ったラーメン「プラントベース赤丸」=写真=を一風堂で2月1日に期間限定で発売する、と発表した。一風堂の定番の豚骨ラーメン「赤丸新味」を再現した。全国の44店舗で提供する。未来志向のラーメンだという。
プラントベース赤丸は、豚骨のようで豚骨ではないラーメン。スープ、麺、具材のどれもが植物由来の原料で、動物性の食材は全く使用しない。油脂大手で植物性油脂と大豆タンパクの研究を行う不二製油とともに、豚骨風のスープベースを開発。豚骨を使わなくても生の豚骨スープのようなコクと深みがあるスープを実現した。
麺にも卵を使っていないうえ、インゲン豆ペーストから作ったチャーシュー風のトッピングを添える。動物性の食材なしで豚骨ラーメンのよう満足感が得られ、これまでにない体験ができる、としている。価格は1000円(税別)。植物由来の原料で作った料理や食品はプラントベースと呼ばれ、近年、欧米を中心に注目されている。