保護猫関連事業のネコリパブリックは、昭和の大衆銭湯をイメージした銭湯ふう保護猫カフェ「ねこ浴場」=写真=を大阪・心斎橋に開店した、と発表した。日本初という。風呂で疲れを癒すようにネコと触れ合って元気になる“ねこ浴”ができる新しいコンセプトの保護猫カフェとして展開する。保護猫と出会うマッチングの場にもなる。
不動産業で猫と人が暮らせる仲介事業「ネコリパ不動産」を手掛けるイノーヴと共同で開いた。一般的な風呂はない。店内は昭和の大衆銭湯のインテリアを採用。畳に寝ころんで猫と戯れたり、足湯をしながらネコを眺めたりするなど“猫分”を温泉のように浴びるねこ浴には、心身ともに癒やす効能がある、とアピールしている。
富士山の絵が描かれた壁のキャットステップで猫がくつろぐ姿が見られるうえ、天井のキャットウオークにはアクリルボールやボードがあり、下から猫の姿が眺められる。貴重品は昭和に銭湯で使われていたロッカーに入れ、持ち込む荷物は「ケロリン」と書かれたおけを使う。平日10分200円、土日祝日は同250円(いずれも税別)。