京都ブライトンホテル(京都市上京区)は、京都ならではの寺で行う朝の活動(朝活)と宿泊をセットにしたプランを7月と9月に展開する、と発表した。寺での朝の座禅、お勤め、掃除=写真=体験と、普段混雑する世界遺産の寺の貸し切り空間での座禅となる。 寺にはホテルスタッフも同行する。 女性の旅や一人旅に適しているという。
7月20日に1泊して21日の朝実施するのが「“退蔵院”での朝のお勤め体験」。臨済宗大本山「妙心寺」の塔頭、退蔵院で坐禅、朝のお勤め・法話、雑巾がけ、境内の掃除を体験する。その後茶室で枯山水庭園を楽しみながら、レストランガイド「ミシュラン」の星付き精進料理店「阿じろ」による精進料理の朝かゆ膳を食べる。
9月は21日の宿泊で22日朝行う「世界遺産“天龍寺”早朝 坐禅体験」。混み合うことが多い嵯峨嵐山の天龍寺の貸し切り空間での坐禅と境内の散策で心静かに過ごす。両プランとも寺までの送迎が付く。同ホテルは、忙しい時間を忘れ、自然の音や自分の心の声に耳を傾け、有意義な朝を体験してもらいたい、とPRしている。