宇部興産グループで建材事業の宇部興産建材は、冬の窓際の結露対策製品として珪藻土(けいそうど)の機能を活用したタイル「なのらぼ 珪藻土の結露とり」=写真上=の販売を11月1日に始めた、と発表した。窓のサッシに置くだけで結露の発生自体を抑えながら吸水する=下の図。交換や乾燥の手間もない。さまざまな大きさの窓に対応する。
珪藻土は微細な穴が無数にある吸水・調湿に適した自然素材で、調湿効果がある。なのらぼ 珪藻土の結露とりには国産の珪藻土を使っている。一般的な家庭の窓幅900mmの2セット分でコップ2.6杯分にあたる約530mLの結露水を吸収する。従来の結露対策製品のシートや吸水テープで必要だった拭き取りや交換の手間が省ける。
幅200mm2枚、同100mm4枚、同50mm2枚の3サイズ8枚計900mmの珪藻土タイルで1セット。各サイズの組み合わせでダイニングの大きな窓から寝室の小窓まで利用が可能。結露の季節が終わった後は水洗いして乾かすだけですむ。1セット3500円(税別)。インターネット通販で購入できる。「なのらぼ」は同社の日用品ブランド。