[健康=メタボの行き着く先](23)EDは棚上げ、妻に怪しい動きと糖尿の悪化

ED問題は、仕事の忙しさに加えて妻と関係を持つ気が全くなかったため、棚上げしたまま生活が続いていました。

同業者だった妻も基本的に家の中で仕事をしていたのですが、基本的に定期仕事はある出版社の編集だけで、あとは単行本の企画を売り込んでいました。ところが出版社の都合で定期仕事がなくなってしまい、性格的に無理、と言っていた編集部での常駐仕事を求めて面接に出ることが多くなってきました。

●糖尿病がさらに悪化、近づく人工透析●

となると、昼間は自分1人なので、コンビニも堂々といけます。疲れれば遠慮なく横になれます。そんなわけで糖尿病は再び悪化していきます。

掛かり付けの診療所の医師には「気が早い医者なら、もう人工透析用のシャントを作る(透析のための手術をする)と思うけど」と通告されましたが、「それだけはちょっと」とさすがに辞退しました。

この時に腎臓の検査を徹底的に行い、紹介状を書いてもらって大学病院なり、専門医がいる病院に転院するべきだったのではないか、と今では思うのですが、当時は状態が悪い時すぐに点滴を打って家に戻ることができるこの診療所を重宝していました。

さて、そんな状態の中、妻がパソコンとにらめっこで食事はおろか家事すべてを放棄し、何ごとかを調べてキーボードを打ち込んでいることが多くなってきました。

妻の書斎は自分の部屋の隣にあり、気配は伝わってきますし、キーボードを打っている音も聞こえてきます。編集部員を求めている編集部を探して必死になっている、という名目はあるのですが、自分のカンは、それとは異なる何かをしている、と告げていました。今までとは何かが違う必死の調べ物、やり取りをやっている感じなのです。

妻の態度も明らかに変わってきた印象があります。家事はどちらが先にやるかの我慢比べになってきました。とはいえ、息子の迎えや食事などは放り出すわけにいきませんから、そこは自分が担当していました。

妻はダイエット用ジュースを1日1回飲むだけ。時折、狂ったように1ヵ月ほどこれを続けるのです。普段なら、1ヵ月ももたないのですが、偏執狂的な性格がこれを実現させていました。まあ、彼女は実際に狂っていたわけですけれど……。

●オフ会で出会った妻はまさに超タイプ●

ここまで読んできた方の多くは、なぜ自分がこの女性と結婚したのか不思議に感じるでしょう。自分でも思います。

たまたまオフ会で出会った彼女はまさに自分の超タイプだったのです。小柄で目が大きく、美人顔。話も面白い。その後、メールと電話のやりとりをしてデートをしている間、彼女は巧妙に本性を隠していました。この頃、自分の中でも異様と思えるほど結婚欲が高まっていました。合コンにも盛んに参加し、婚活状態でした。

そして彼女は当時29歳。30歳までに何としても結婚しなければいけないという思いに完全にとらわれていました。そして、彼女もプロレスが大好きということで、自分のような大柄な男性が好き。双方の思いが一致していることが分かりました。

彼女は異常と思えるほどの熱愛ぶりで自分に接してきました。ベタベタのバカップル誕生です。それは自分にとって初めてのことでした。また、彼女の実家のすぐ近くに自分の父方の親戚が住んでいたことから、「これは運命に違いない」と盛り上がってしまったのです。

そこからは無理やり結婚に向けて話が進んでいくのですが、彼女は、友達や、過去に一度婚約を破棄された女性を含む人間関係を「あなたをばかにしている、仕返しするべき」と、絶縁するための文書の作成を強要してきます。

自分としては、そんなことは考えてもいなくて、過去の友達関係も含めて仲良くやり続けたかったのですが、「その女のいる飲み会に連れて行って」と強引に一緒に来て、見せ付けるようにいちゃつくのです。その飲み会は自分にとって地獄でした。彼女が本性を見せ始めたのは、この頃からでした。

なぜ結婚をやめなかったのかといえば、やめるといえば彼女が死にかねないと思ったからです。この判断が最大の過ちでした。糖尿病もそうですが、この頃の自分は判断を誤ってばかりでした。(U)=雑誌・ウェブ編集者、50歳代後半

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