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[ニュースセレクト]水でぬらして使う「ウォーターマスク」発売、気化冷却効果で快適に
寝具や織物の製造・販売を行うオーシン(福井県越前市)は、水でぬらして使う布マスク「ウォーターマスク」=写真上=を5月15日に発売した、と発表した。水分が蒸発する時に周囲の熱を奪う気化冷却の効果で口元を快適にする。新型コロナウイルスの感染拡大でマスクをする生活が定着する中、夏に向けた熱中症対策品として展開する。
マスクの中に天然パルプの保水シートを内蔵する5層構造=写真下。マスクを水に浸して絞って装着する。外側は布素材、内側はサラサラとしたメッシュ仕様で呼吸が容易。自らひもを結ぶタイプのため自由にサイズの調節が可能で耳が痛くなりにくい。洗濯機で丸洗いできる。国内の自社工場で生産し、夏の新アイテムとして提案する。
縦12cm、横16cmの大人用と、各9cm、14cmの子供用があり、ベージュ、ピンク、ブルー、グリーンの4色を用意した。大人用、子供用とも2枚で1980円(税込み)。インターネットで取り扱う。同社はマスク不足に対応するため、寝具の素材でガーゼマスクの生産を3月に開始。全国に販売するとともに、福井県に1万枚を寄付した。