ソニーは、インナーウエアに装着して使う冷却・温熱機器「REON POCKET(レオンポケット)」=写真上=の一般販売を7月1日に始めた、と発表した。夏に“着用するクーラー”として提案する。冬は温かくなり、季節を問わず利用が可能。「Bluetooth」接続で連携したスマートフォンアプリで操作する。専用のインナーウエアも展開する。

本体を専用インナーウエアの首元のポケットに入れて使用し、接触部分の体表面を冷やしたり温めたりする仕組み=写真下。独自の熱設計技術で開発したサーモモジュールに通電することで、急速な冷却・温熱を可能にした。実験では、本体接触部分の体の表面温度は5分後に夏の室温30℃で13℃下がり、冬の室温15℃だと8.3℃上がった。

本体の温度は、アプリ経由で冷・温それぞれ4段階から設定。「オートモード」「マイモード」「クイック起動」の3つの機能を備え、オートモードは本体内部や冷・温部の温度、行動を感知して温度を自動調整する。マイモードは冷・温の繰り返しやタイマー設定が可能。クイック起動は本体のボタンを押すだけで利用できる。

本体のサイズは縦約116mm、横約54mm、厚さ約20mm、重さは約89g。内蔵リチウムイオン電池で動作し、「USB Type-C」で充電する。充電時間は約2時間半、充電池持続時間は冷却だと約2時間半、温熱時は約2時間。希望小売価格1万3000円(税別)。専用インナーウエアはホワイトとベージュの2色でS、M、Lの3サイズ。1800円(同)。

ソニー

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