[健康=メタボの行き着く先](52)現・旦那と息子の件で深夜会議、ヨメ被害者の会結成!?

息子がひどいから怒ってくれ、と言う狂った元ヨメからのヒステリックな電話は頻度を増すばかりです。そりゃ家が荒れ放題でほとんど崩壊状態の中、両親が自分のことを棚にあげてただ怒鳴り散らして叱るだけだから、子供も荒れるでしょう。元ヨメは家の中で解決すべき問題を外部に投げている段階でどうかしています。

例えば部屋の片付けは入り口で見張ってさせればいいでしょう。不倫をして相手の妻と怒鳴り合っている暇があるのなら、息子のことを本気で心配すればいいはずです。もしくは期日を区切って「それまでに片付けなければ片付いてないものは捨てる」と宣言して実行すればいいではないでしょうか。不倫がバレて忙しいからとか子育ての言い訳になるかボケ、と言いたくなります。

そんな中、現・旦那から自分にメールが届きました。息子のことで会って相談に乗ってください、といった内容でした。これは息子のことより問題のヨメ被害の件の話題が盛り上がりそうな予感がします。今では細かいことは忘れてしまいましたが、深夜に会い、最初は息子が言うことを聞かない、うそをつく、片付けないので困っている、どういう子だったのですか、という話をしていたように思います。

自分は息子の反抗期なんぞ、自らの昔を思い出せば手に取るように分かります。大人なんてみんなクソ、死ね、です。さて、自分が昔から息子を叱る時に取ってきた方法はロジックで理詰めにして返事をさせること。最悪の場合は「ぶち殺すぞ、てめえ」となるべく本気でどう喝することです。本格的にグレる場合は鉄パイプの殴り合いも辞さない覚悟を持っていました。

しかし、今は離れているのでたまに会う時と電話で頼まれた時に叱るほかはありません。顔を突き合わせて叱らなければ意味がないのです。あまりにひどいことを続けた時は路上で4連レンチぶん投げて土下座動画も撮影しました。そのうえで丸刈りです。

ところが、今の旦那は反抗期がなかったのだと言います。えっ……、絶句です。それなら短絡的にヨメの言い分を信じて叱るしかないでしょう。せめて子供の言い分も一応聴いてからジャッジしましょうよ。あなたも、あのヨメには参っていますね。そのあたりから、ヨメの話になった気がします。

具体的に何を話したか覚えていないのですが、息子をこれからもよろしくということと、育ててくれてありがとう、というお礼を言って別れた気がします。しかし、その後も関係が破綻しているこの両親は、息子に参考書も買ってないのです。そもそも参考書は小学校の時から自分が買っています。宿題もノーチェック。勉強を何も見てやらないのにはあきれます。塾は中学1年の時は行っていたらしいのですが、その時はコンビニで弁当などを買って夕食にしていたようです。

そんな中息子は、元ヨメ(彼にとっては母親)との口喧嘩で、不倫の証拠をべらべら電話している会話を録音してあることをバラして脅そうとするのですが、逆に録音してあった機器を取り上げられてしまいます。元ヨメはどうしてこういう時だけは行動が早いのでしょう。

もう、これ以降は元ヨメからの電話は受け付けないことにしました。何かあれば現・旦那に言ってくれと伝えました。しかし、これを守ろうとしないのが狂った元ヨメのすごいところです。そもそも現・旦那は相変わらず深夜帰り。完全な家庭放棄です。

息子も荒れ具合がひどくなってきました。それでも、夏休みは自分とともに長い間過ごしたりしたのです。2週間ほどの長逗留です。下のきょうだいは現・旦那の実家へ。バラバラです。いいのかなあ、これで、と思っていた夏休み明けの9月。興奮した元ヨメから電話が急にかかってきました。

「もう、この子とは暮らせない、私を包丁で刺そうとしている。殺される」と、いきなりまくしたて始めたのです。まさかの自分からの息子放棄。「とにかく殺される」と言うばかりで状況が全く分からないので、息子に電話を代わってもらいました。「包丁で刺されるとか言ってるんだけど……」と尋ねると息子は「あいつの勘違いだよ。なんかキッチンでキレ始めたから、出ている包丁が危ないと思ってしまっただけ。むしろ刺しそうなのは向こうだよ」と。

キレ始めるとどう動くか分からないのが元ヨメの怖いところです。息子はそれを回避しようとしただけで、ナイスな処置だったわけです。それを被害妄想からあっという間に短期記憶を自分が危険ということに書き換えてしまうのです。自分が住んでいるのは学問未開地なので、本当は元ヨメと暮らしている土地で大学入学まで踏ん張ってもらいたかったのですが、親権者が手放すというのだから仕方ありません。

そこへ、現・旦那が怒りながら(たぶんヨメに言いつけられて)息子の部屋に入っていく様子が聞こえてきました。電話はここで切れたのですが、息子はこの後、完全崩壊のトリガーを引いてしまうのです。(U)=雑誌・ウェブ編集者、50歳代後半

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