[健康=メタボの行き着く先](63)起きるなりおう吐、食生活を変えた逆流性食道炎

元ヨメからの手紙が届き始めてから、時を同じくして、朝、起きるなりいきなりおう吐する(トイレに間に合わないのでゴミ箱の中へリバース)という謎の症状が出始めました。息子と会えない元ヨメの怨念か呪いなのでしょうか。だとしても、自分のせいじゃないっつーの。

おう吐で始まる1日は最悪で、その後も吐く物が胃液だけになっても、おう吐感が襲ってくるのです。インスリン注射に伴う低血糖を避けようとジュースやヨーグルト、軽いスナックパンを食べるのですが、吸収されたかされないかのタイミングでリバースしてしまうありさまで、体力をガッツリ持っていかれます。おう吐後のあの疲れは何なんでしょうか。

結局、昼過ぎくらいまで5回ほどは吐いてしまうのです。時には、朝でなく、夕食後に襲ってくる場合もあります。パターンとしては、一度ベッドの中に入るのですが、喉のあたりが何かムズムズしていやーな感覚が襲ってきます。「気のせいだ、やり過ごせる」と思い込むのですが、結局、トイレに駆け込んでリバース。夕食がパアです。

おう吐は朝起きても続くのです。時には夜明けころ「う? 気持ち悪い」と起きて何度もおう吐する場合もあります。それがひどい時は連日、最低でも週2、3回起こるので、怖くてメシが食えなくなってしまいました。最初は、母の無茶苦茶な冷蔵庫管理のせいではないかと疑いました。

明らかに発達障害持ちの母は、冷蔵庫に「食いきれるか!」「飲みきれるか!」というほど食材やジュース、牛乳、ヨーグルトやパンを詰めっ放し。まあ、ここまでは、“おかん「あるある」”で済むかもしれませんが、賞味期限が近く安くなった物ばかり買ってくるのです。といってもその値段は、牛乳だと賞味期間の余裕がある安い普及版のよりも高く、頭がイカれているとしか思えません。自分なら賞味期間の余裕がある普及版を選ぶし、賞味期限が近い高級な方を買う場合は、例えば料理で牛乳を大量消費することが分かっている時くらいでしょう。

百歩譲って、そこまでは良しとしましょう。問題は、封を開けて誰も飲み切れないままの飲料などが多いことです。内容量2LのPETボトルも同じです。ちなみに、今冷蔵庫にはもう封が開いてから1カ月その姿をさらしている「ポカリスエット」があるんですが、自分と息子は絶対に手を付けません。冷蔵庫の中とはいえ、栄養たっぷりのポカリスエットがウイルスと菌が増殖する絶好の培地になっていることは明らかです。

料理に古い野菜や肉を使っている可能性もあります。自分はこのおう吐事件以来、母の作る食べ物は信用していません。帰宅してもすぐに冷蔵庫に物をしまわずに、庭掃除とかを始めるんですよ。冷凍・冷蔵物があるのに。これだけでも恐怖ですし、冷凍指定の食品が冷蔵室に入って1週間、ということもザラです。

作るところを見ていないと何を食わされるか分からないので、もう怖くて食べられません。安心できるのは自分が買ってきた弁当か、パン、通販の「Amazon」で頼んだPETボトル飲料など、自分で賞味期限を確認した物だけです。

食べ物は「吐くかも」という恐怖から重い物はやめて、ゼリー飲料やフルーツ入りゼリーを大量に買い、さらに米主食の弁当もやめました。おかずが重すぎるのです。どうせ吐いてしまうと思うと、ハンバーグとかを食べてもなあ、という感じがします。

なので、人工透析のある日は、帰り道にあるイタリアンファミレス「サイゼリヤ」に寄ることにしました。安い値段でパスタやグラタンが食べられ、それで小腹が満たされなければサイドメニューもあります。胃腸への負担もあまりない感じだったので。その後、自分はサイゼリヤのヘビーユーザーとなり、米はラザニヤ系の物以外は受け付けず、基本は小麦粉系の食品中毒になってしまいました。

この食習慣の変化は大きく、徐々にハンバーグやチキンソテーなども注文しなくなってきました。というか、ひき肉って、なんかバカにされてる気がしませんか。ミンチにしてしまえば元が何か分からないだろう的な外食産業マジックのように思えます。痛むのも早いし。チキンも、なんか食べ飽きたというか、サイゼリヤでは豚の生姜焼きもポークソテーもないので、無性に豚が食いたくなります。そして、牛や鶏以外の肉……。

だって、ほかの肉はジビエ(狩猟で捕獲された野生鳥獣の肉)店やフレンチなどに行かないと食べられないって、多様性の面から考えてもおかしくないですか。それと、すぐ吐くようになって、牛の肉が脂っこすぎるわ、変に甘いわで牛丼がダメになりました。豚系定食で米少なめ、肉大盛りといった糖質の摂取量を抑えた食事になっていきます。サイゼリヤでは小麦粉を取っていますが、1日1回どっかり食えば大丈夫な体質に変わってしまったのです。人工透析患者はメシよりも水分! これです。

で、肝心の吐きまくる症状は、回診時にドクターから「逆流性食道炎だと思うから薬飲んでみて。吐き気止めも一応出すから。あと食べてすぐ横にならないように」とのことで、吐き気を止めることに成功したら、めったに吐かなくなりました。今は逆流性食道炎の薬を寝る前に1錠飲むだけで済んでいます。

実はこの逆流性食道炎、悩んでいる日本人が多い病気なのです。しかも、症状によって病名も違うというややこしさ。次回は「オエッ」ときて困っている人向けに、詳細を解説します。(U)=雑誌・ウェブ編集者、50歳代後半

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