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[食べ物・飲み物=夕食難民のコンビニラーメンいただきます](1)ローソンの「麺屋一燈監修 濃厚豚醤油ラーメン」
どうも。メタボのUです。このウェブサイトで「メタボの行き着く先」を連載しています。最近、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言のあおりで、夕飯に困っています。以前は人工透析が終わってクリニックを出る夜9時半以降でもファミリーレストランやラーメン店に間に合ったのですが、今は自粛要請で午後8時に閉店。透析帰りに寄れなくなってしまいました。
透析がない日でも、夕食は午後9時ごろに取っていました。飲食店の閉店時間が早まったことに加え、撤退してしまったファミレスもあります。透析がない日は、さほど空腹感のない早い時間に何とか食事をするしかなく、結局あまり食べられなくて夜中に腹が減って仕方ありません。
実は最近、コメはほとんど食べず、パスタか焼きそばなどを好んでいたのですが、食べ過ぎで飽きてしまいました。そこで目をつけたのが、夜中でも営業しているコンビニで買える「コンビニラーメン」です。当たり外れはありますが、思っていたよりおいしく、今は近所にある「セブン-イレブン」「ローソン」「ファミリーマート」を日替わりで回って食べまくっています。
その中で個人的に特にうまいと思ったコンビニラーメンをお勧めしていきます。ちなみにラーメンはコンビニで温めてもらい、車で5分程度で帰って食べています。駐車場に止めた車内で食べている人も見掛けます。麺が汁を吸ってしまうのを避けたい人はその方法か、持って帰ってから自宅で電子レンジで温めましょう。
さて、第1回はローソンのラインアップから「麺屋一燈監修 濃厚豚醤油ラーメン」。税込み598円と、なかなかの値段です。普通の弁当と比べても高めの価格帯に意気込みと自信がうかがえます。そして、一般的なコンビニラーメンより一回りでかい! 開ける前からも見える極太麺。これは濃いスープが絡みそうです。
ちなみに自分はラーメングルメでもなんでもなく、有名店に並んだり調べたりすることはありません。東京都心に出掛けた時でも、評判の店をリサーチして食べに行くことはなく、さっさと帰ってきます。なので、東京・新小岩にあるらしいこの「麺屋一燈」がどんな店で何がウリなのか、全く知りませんし、特に興味もなかったりします。要は、自分の夕食として満足できるかどうか、それだけです。
さあ、ではいよいよ実食です。まずはパッケージを開けますが、その前からニンニク臭が漂っています。温めるとニンニク臭が漏れてくるコンビニラーメンは結構ありますが、このラーメンはその中でもガツンと来ます。
フタを開けると、臭いの主である刻みニンニクが見えました。なるほど、スープに混ざっているのではなく麺の上にあったか! 原材料名で確認すると「背脂入りにんにく炒め」とありました。あともう1つ、ピンクの物体はなんだか分かり
ませんでした。
そして、ドンと乗っているチャーシューとゆで卵! コンビニラーメンは、悲しいほど薄いチャーシューが乗っているのが特徴でもありますが、このチャーシューは厚め。1mm以上はあります。
さあ、ここで具材のニンニク、ネギ、モヤシと麺、スープを割り箸でかき混ぜます。上下をひっくり返すようにするのがコツです。麺の下の部分は既にスープがしみているので、下側を上に出して、まずはそちらから。箸でつまむと麺が太い! 見ているだけで空腹感が満たされます。
これだと、実際の店舗でできたてを食ってもうまいだろうなあ、というでき栄えです。最後にチャーシューと卵を食べると残り汁はわずか。濃厚豚醤油スープを麺がたっぷり吸ったことが分かります。もうこれだけで腹いっぱい! 普段は、物足りないと感じられそうな時、あらかじめ鳥やちくわチーズ、おにぎりなどを買っておくのですが、この麺に関しては不要でした。
ごちそうさんでした! (U)=雑誌・ウェブ編集者、50歳代後半
※この記事の最初の公開時に間違いがありました。現在は直っています。「麺屋一燈監修 濃厚豚醤油ラーメン」は「ローソン」で販売しているところ、タイトル、本文とも「ファミリーマート(ファミマ)」としていました。おわびして訂正します。