各種印鑑販売の城山博文堂(大阪市此花区)は、押印すると文字が飛び出しているように見える印鑑「立体はんこ」を1月18日に発売した、と発表した。視覚効果で立体的に見えるようにしている。22種類の基本デザインを展開する。影が付いたシャドウタイプ13種類、文字に厚みを持たせたボックスタイプ9種類を用意した=写真上。
名前(名字)とともにさまざまなデザインを彫り込んだ印鑑が近年、数多く発売される中、文字自体で革新的な表現をする方法を模索。立体的に見える標識や看板をヒントに開発した。シャドウタイプは文字から影が伸びているようなデザインで、浮き上がって見える。ボックスタイプは文字に厚みを持たせたようなデザイン。
宅配便の受け取りや回覧印など認印のほか、銀行印にも利用できる。印鑑登録が可能かどうかは各自治体の判断。朱肉・スタンプ台不要の浸透印タイプは9mm丸からで2290円(デザイン料・消費税込み)から、通常の印鑑タイプは12mm丸からで3890円(同)から。注文後10日~3週間で納品する。同社のネット通販で受け付ける。