福祉用具・介護用品製造販売の幸和製作所は、屋内のさまざまな場所に容易に設置できる手すり「つかまりポール」=写真=を7月22日に発売する、と発表した。天井と床に突っ張って固定する仕組みで、工事の必要がなく、ねじも不要。ロックレバーを下げるだけで取り付けられる。
玄関、寝室、居間、トイレなどでの利用を想定している。玄関では上がり口の上り下りや靴の着脱時、寝室はベッドや布団から起き上がる際、居間はソファーや椅子から立ち上がる場合、トイレでは立ったり座ったりや服を上げ下げする時などにつかまることで、安心できる。
家の中のここに手すりがあると助かる、といった願いをかなえる。天井の高さ180~300cmに対応、重さは約4.1kg。つかまりポールに設置するコの字型の手すりもオプションで用意した。重さ約550g。つかまりポールは4万5000円、コの字型手すりは1万2000円(いずれも税別)。