ホームセンター大手のDCMホールディングスは、水に浸すと5分ほどで大きくなり、すぐに使用可能な土のう袋「DCMブランド水で膨らむ土のう袋」=写真=を全国の「DCMカーマ」「DCMダイキ」「DCMホーマック」「DCMサンワ」「DCMくろがねや」「ケーヨーデイツー」の店舗で7月5日に発売する、と発表した。取っ手があって使いやすい。
台風・豪雨シーズンを前に展開する。ゲリラ豪雨や地震などの災害が多発し、復旧のため土のう袋の需要が高まっている一方、土や砂を詰めるのに手間がかかるうえ、土や砂が身近にないといった問題もあった。新製品は土や砂がなくても水に3~5分浸すだけで約15㎏まで膨らむ。取っ手があるため持ち運びや積み上げも容易。
使用時の大きさは幅30cm、高さ20cm、奥行き20cm。使う前は2.5cmの薄さで、コンパクトに収納できる。土のう袋として利用した後は、天日干しで14日ほど乾燥させると、使用前のサイズに戻る。素材はポリプロピレン、吸水ポリマー。一般ごみとして処分が可能。3枚入り1480円(税別)。養生シートとの併用で効果が高まる。