NTTドコモは、充電不能で電源が入らなくなった携帯電話を充電できるようにし、携帯電話に保存しているデータをよみがえらせるサービス「復活!あの頃ケータイ」を全国の「ドコモショップ」で9月1日に始める、と発表した。電池パックが取り外しできる携帯電話を持参すると、ドコモ以外でもその場で対応する。無料。
長期間使用しなかったことで電池パックが充電できなくなると、携帯電話内に保存した思い出の写真、動画、メール、音声メモといったデータの閲覧・再生が不可能になる。このサービスは、ドコモショップにある電池パック診断ツールで電池パックを復元・充電。データは店頭の移行機器などで使用中の携帯電話に移せる。
東海地区で2018年7月から先行実施したところ「電源が入らなかった昔の携帯電話に保存していた写真が再び見られてうれしい」などと好評だったことから、全国で実施する。電池パックは事前に定められた容量を超えて放電すると、異常発熱や発火につながる恐れがあるため、過放電しないようロックがかかる場合がある。