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[ニュースセレクト]長野のエノキタケが「機能性表示食品」に、血圧降下作用の「GABA」
JA中野市(長野県中野市)は、長野県産生鮮キノコのエノキタケが、「機能性表示食品」として認められた、と発表した。同県産の生鮮ブドウ「ナガノパープル」と併せ、届け出が消費者庁に受理された。生鮮品のキノコやブドウで機能性表示食品の受理は全国初という。血圧降下作用があるアミノ酸の一種「GABA」が含まれる。(写真左は「長野県産えのきたけ」、右は調理例)
機能性表示食品は、科学的根拠に基づく機能性を事業者の責任で表示する食品。情報が消費者庁に受理されると表示できる。今回、信州大学が分析・立証した。「長野県JA産えのきたけ」には今後「本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています」などの文言を入れる。
エノキタケには、血圧降下作用があるGABAに加え、脂肪吸収抑制作用のある食物繊維の一種「キノコキトサン」も豊富に含まれる。毎日食べることで生活習慣病の予防につなげられる。JA中野市が発行するフリーペーパー「なかのきのこ新聞」のウェブサイト版では、毎週金(菌)曜にキノコのつまみのレシピを配信している。