自分は昨年、3大ツール(世界3大自転車レース)を全日視聴制覇しました。大好きなのは山岳ステージです。自分では登りたくありませんが……。今年の「ツール・ド・フランス2020」は、新型コロナウイルスの影響で8月に延期になっています(6月9日現在)が、今から楽しみです。途中の駆け引きがありつつ、チームで最後に飛び出す選手をけん引、ラスト400mの疾走は見ものです。

競輪は、そうした自転車競技をギュッと凝縮した走りが楽しめます。レース映像もアングルが最後の疾走を前から捉えていたら自転車競技そのものではないでしょうか。競輪場は日本全国にあり、その数は43。ちょっとびっくりするほどです。下の画像は「オッズパーク」の競輪映像リンクの一部ですが、この多さです。

さて、とはいえ、毎日全ての競輪場が開催しているわけではありません。例によってオッズパークの「競輪」タブをタップすると、その日開催している競輪場のこれから投票できるレースが表示されます。

投票に進む前に、競輪関連のキャンペーンなどにはとりあえず応募しておきましょう。3000円以上使うなどの条件はありますが、意外と楽にクリアできます。また、競輪にもLOTOがあるので、運任せ主義の方や初心者の方は運試しにどうぞ。

ここで、競輪のレース映像を適当に1つ見てみましょう。すると、最初のうちはスルスルと後ろから来てスタートした選手に先行する自転車があることに気が付きます。やがて、その自転車は内側にカットインしてレースから消えると、全選手が本気で走り始めます。あれは何だ!? と思う人もいるのではないでしょうか。

あの選手はレースをけん引すると同時に、先頭が受ける風をさける風よけの役目を果たし、レースへの影響を最低限にしているのです。そうでないと、トップを走る選手はいつも風よけで消耗してしまいます。これは自転車競技でも見られる方法です。

それも含めて買い方や出走表や予想の立て方が分からない人はメニューから「競輪CLUB」のコーナーで入門編を見ておくといいでしょう。

また、予想はオッズパーク独自のもののほか、「日刊スポーツ」のPDFが提供されていますので、ダウンロードして予想の参考にしてみましょう。自分はと言うと、オッズパークの出走表の印と前三走、当日のオッズから判断、少し稼げそうな券も買ってみました。しかし、あまりに欲張りすぎ、適当すぎて外しました。700円の負けです。

オッズパークでは予想の印に合わせて投票もできるのですが、デフォルトのままだと枚数が多すぎるので、印によって何番手で買うかを絞ったほうが懸命でしょう。とりあえず自動選択させて、修正で絞っていく方法もできます。また、自ら印を打って買うこともできますので好みの方法で選択してみましょう。

とはいえ、負けは負けです。これは巻き返さないといけません。この日は「ガールズケイリン」、つまり女性選手だけのレースの初日でした。これは荒れそうだ、という予感がして予選からトライすることにしました。今度も予想方法は同じですが、レース間隔が短いのでじっくり考えてはいられません。ある程度はカン任せです。

結果は5倍ちょいの投票が当たったのみ。トータルでは負けです。性格的な問題ですが、つい当てに行って固い連勝複式を買ってしまうのも敗因です。絞って連勝単式で買うと当たればもうけも出ます。

自転車競技では同じ競技場同士で組んだりなどの駆け引きがあることは漫画で知っていましたが、競輪も一層研究するとさらに面白く見て、投票することができそうです。自転車競技が好きな人にもお勧めです。(U)＝雑誌・ウェブ編集者、50歳代後半

オッズパーク

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