線香・ろうそく企画開発の丸叶むらたは、火をつけると手書きのメッセージが浮き出る線香「ないしょのおはなし」=写真=を9月2日に発売する、と発表した。専用ペンでメッセージを書いてしばらくすると消え、火をつけると灰が残って文字が浮かび上がる。仏壇で先祖と会話をするように使えるほか、サプライズのプレゼントになる。
仏壇だけでなく、お香の感覚で毎日の楽しみとして利用できるように煙の量を抑えるとともに、シャボンの爽やかな香りにした。合成香料をほとんど使うことなく、天然香料を中心に調合している。燃焼時間は約30分。線香16本と専用ペン1本のセット1箱で1620円(税込み)。箱の大きさは幅100mm、奥行き60mm、高さ15mm)。
同社は、火をつけると決まった言葉が浮き出る線香「沢山のおはなし」の販売を2017年に始め、好評なため今回、自分でオリジナルのメッセージが書けるないしょのおはなしを投入する。沢山のおはなしは「明日天気になあれ」「元気を出して」「いつもありがとう」など故人のメッセージとも思える16種類がランダムに出る。