ファーストリテイリング傘下で衣料品チェーン「ユニクロ」を展開するユニクロは、吸湿発熱・保温機能がある素材「ヒートテック」を使った毛布=写真=を10月5日にユニクロの全店舗で発売した、と発表した。「ヒートテック毛布」と呼ぶ。2017年からオンライン限定で販売し、完売が相次いでいた。今シーズンは店舗でも取り扱う。
ヒートテックは、ユニクロと東レが共同開発した新素材。秋冬用の下着などに使用している。ヒートテック毛布は、レーヨンの吸湿機能で発熱し、断熱性が高いマイクロアクリルが暖かい空気を逃がすことなく保温。毛布を掛けた時のひんやり感を軽減し、快適に眠ることができるという。従来の毛布と比べて重さも感じにくい。
シングル(200cm×140cm)とダブル(200cm×180cm)を展開する。それぞれグレー、ベージュ、ダークブラウンの3色を用意した。シングルの重さは約1.2kg。薄くてコンパクトに畳んで持ち運ぶことも容易で、アウトドアの防寒グッズにも利用できる。価格はシングルが4990円(税別)、ダブルは5990円(同)。オンラインでも販売する。