[ニュースセレクト]大阪国際空港(伊丹空港)内に「愛犬専用トイレ」、国内の空港で初
関西国際空港と大阪国際空港(伊丹空港)を運営する関西エアポートは、大阪空港内に「愛犬専用トイレ」=写真=を2月13日に新設する、と発表した。国内の空港で初めてという。愛犬を連れて空港を利用する層に向け、快適で便利な環境を提供することが目的。搭乗する前に愛犬がトイレを済ませることで、ストレスが軽減できる。
愛犬専用トイレは大阪空港の送迎スペースに設ける。水洗機能付きおしっこポール、汚物流し、シャワー、水飲み場、ベンチなどを備える。使用できるのは午前5時半~午後10時。盲導犬・介助犬・聴導犬といった補助犬は、同空港ターミナルビル内の多目的トイレや、愛犬専用トイレに隣接する多目的トイレの利用が可能。
多目的トイレは補助犬専用ではなく、使用する際はペットシートを準備する必要がある。愛犬専用トイレは利用者の利便性向上の一環として設置した。犬を飛行機に乗せる際は、チェックイン時にカウンターで預け、到着した空港で受け取る仕組み。関西エアポートはオリックスなどを主体にするコンソーシアムが設立した。