[暮らし=単身赴任ライフ](4)超簡単レシピ「おいしくてやがて悲しき“1人鍋”」

 週末の単身メニューは「1人鍋」=写真上。暑くなっていささか時期を外してしまいましたが、昼向きの「1人しゃぶしゃぶ」と一緒に紹介します。といっても、鍋だけにレシピもへったくれもありません。鍋に湯を沸かし、材料を入れるだけ。

 スーパーで4分の1の白菜、エノキダケ、鶏肉、ニンジン、シラタキ、焼き豆腐、刻みネギ(パック入り)=写真下=を仕入れ、それぞれ適当な大きさに切る。ニンジン、白菜の固い部分、鶏肉……と、火の通りにくいものを先に入れ、刻みネギを入れたポン酢醤油で。つゆの素で味付けしてもOKです。ニンジンを薄く、鶏肉を小さめに切れば調理時間は短くなります。白菜は端から切ると固いところだけが残ってしまうので、必要なだけ1枚ずつはがしてから切ります。

■1人鍋(醤油味)
 これだけのためにカセットコンロを買う気もしないので、食べるのはガスレンジの前。端から見ればおかしな光景ですが、料理が趣味じゃない人間でもおいしくできるのが鍋。「心理的障壁」さえ乗り越えれば至福のときが待っています。温まって栄養があり、消化もよい。「あ~うまかった」「もう食えねえ~」「アチ~」と、誰もいない部屋で1人声を出す自分に気づいて一瞬、むなしさが首をもたげますが、満足感で押さえ込みます。

 さて、微熱ぐらいでは会社を休むわけにもいかない。「栄養をつけなくちゃ」という強迫観念にかられて昼休みに食すのが豚しゃぶ。しゃぶしゃぶ用の肉は割高なので、ほかの料理にも応用の利くこまぎれ(豚汁用」と表示していることもある)を使います。野菜は白菜を使ってもいいのですが、よほど小まめにアクを取るか、肉とタイミングをずらして入れないと、葉のシワシワの部分にアクがこびりついて取れにくい。

◆重宝する「刻みネギパック」
 昼食は30分以内という自分に課した方針もあり、私はほうれん草を使います。ニンジン、エノキもあれば、なお結構。たれはポン酢醤油と刻みネギ。大根おろしも、といきたいところですが、男の単身生活で大根を使いこなすのは難しいので断念します。ネギももっぱらパック入りの刻みネギ。冷凍するとヘタりますが、長ネギを買っても余らせるだけなので結構重宝します。

 ガスレンジの前の1人しゃぶしゃぶは、1人鍋よりもずっと忙しいことになります。アクを取りながら、肉をしゃぶしゃぶ……。写真を撮るヒマもありません。それでもうまいことに変わりはありません。同僚に教えてもらい、我が家の定番メニューになった豚しゃぶのバージョンの一つに「ポパイ鍋」があります。鍋にニンニクを入れ、ほうれん草を使うだけですが、理にかなっていて(ビタミンB1の効果が長続きする)、夏バテ予防におすすめします。(N) =新聞社の地方支局デスク、40歳代後半(執筆時)

[暮らし=単身赴任ライフ]記事一覧
(1)単身赴任メタボリック対策の基本
(2)汗と涙のメタボからの脱却
(3)超簡単レシピ「半熟卵入りひき肉そば」
(4)超簡単レシピ「おいしくてやがて悲しき“1人鍋”」★表示中★
(5)たまにはスローフード
(6)意地のダイエット

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